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◆グランミューズ全国大会

執筆者の写真: Piano Studio AndantePiano Studio Andante


曲に取り組むにあたって、読譜や練習方法など改めて見直しました。


一音一音疎かにしない、身体の使い方や脱力のチェック、指づかい、部分練習、リズム練習、、、、

当たり前のことを「当たり前という気持ちではなく」丁寧に粘り強く行うことにしました。


これは、指導者ライセンスの勉強の際、子供への指導方法としてセミナーで学んだのですが、「大切なことはレベルに関係なく本質は同じ」と再確認し、意識が変わるきっかけになったことでした。


シマノフスキは、ロマン派的でメロディアスな雰囲気を持ち、同時にバッハのような対位法的なところもあり、和声が美しく、魅力的でした。

ヴァリエーションということもあり、練習のしがいがありました。

弾けば弾くほど面白く、やることは満載でした。


練習をして弾けたら録音、それを聴いて客観的に細かくチェック、、、を繰り返して仕上げました。

練習を見直したことで、それまでとは違った新鮮な気持ちで臨めたと思います。


そして、目標の全国大会へ進むことができました。


この年は引越しもあり、プライベートがとても忙しかったのですが、時間がないときに、どのように工夫してやりくりするのか、なども考えることができ、大きな収穫でした。


そして何より、指導と演奏に、自分なりの手応えを感じることができました。

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