ピティナに入会して間もない2005年3月、ピティナコンペ優秀者の「入賞者コンサート」に出かけました。
毎年3月に、コンペ優秀者の入賞者コンサートが開催されます。
「コンペで活躍する生徒なんて夢のまた夢」と思っていた当時の私ではありましたが、金賞や銀賞の子供たちはどんな演奏ををするのだろうか、と興味津々、初めて出かけたのでした。
この後、毎年楽しみに通うようになる入賞者コンサート。
初めて見たこの年は、大変ショッキングな(良い意味で)演奏会だったのです。
なんと!
今をときめく、角野隼斗さん、小林愛実さんが、小3で出演していたのです。
その演奏を生で聴いたときの驚きといったら
普通の「ピアノが上手な小学生」でないことは、よくよくわかりました。
【2005年 小林さんJr.G級金賞(マチネ=バッハ:パルティータ第2番よりシンフォニア、ドビュッシー:アラベスク1番・2番、ソワレ=ベートーヴェン:ソナタ第10番)
角野さんD級銀賞(ショパン:ノクターン第3番)
翌2006年 角野さんJr.G級金賞(マチネ=ショパン:ノクターン第10番、ショパン:エチュード「木枯らし」、ソワレ=バッハ:半音階的幻想曲とフーガ)をそれぞれ演奏】
しかも、このお二人だけでなく、他の参加者の皆さんもとても魅力的で、現在、セミナーで大活躍の先生が小中高校生で弾いていらしたりしています。
初めて聴きに行き、こんなスーパーキッズ達とそれを指導する先生方がこんなにいらっしゃるんだ、ということを知り、とても驚きました。
ピティナってすごいと思いました。
私なんて足元にも及ばない、とかなり意気消沈したことも覚えています。
「もう私は、今日からピアノを弾くのをやめよう、、、」と思いました。
(私がやめたからといって、どうということもないのですが…笑)
でも、それが大きなバネになったことも確かでした。
…足元くらいには及ぶようになりたい…
大きなモチベーションにつながりました。
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